キットハウス関西 ギャラリー03

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平群谷のキットハウス

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高校生の息子と一緒に造ったキットハウスです。
山の傾斜がキツい場所に横幅3640mm・奥行き2275mm・5畳くらいのロフト付き山小屋を建てました。
電気工事などまだ少し工事が残っていますが、公開していますので是非見に来て下さい。

キットハウスができるまでを紹介します。
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左:キットハウスの独立基礎。思ったより山の勾配がきつかったので、一人で単管を打ち込むのに難航しましたが、レベル出しの後独立基礎の会所マスを設置しました。
右:床下地。横から見ると山の急勾配の様子が見て取れます。

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左:束建ての独立基礎。この上から28ミリの床下地合板を貼ります。ツーバイフォー工法の手法で、根太方式より格段に建物強度が出ます。
右:床の上で壁の枠を作ります。高校生の息子が手伝いに来てくれ、作業が捗りました。インパクトドライバーの使用は初めてですが、息子は壁の枠をうまく組む事が出来ました。

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左:床から壁の立ち上げ。床を貼り上げ、壁パネルを床にネジ留めしています。壁の高さは1820ミリ。合板の長い方の寸法そのままです。
右:壁パネルの接合。組み上げた枠に合板を打ちつけて壁パネルに仕上げ、インパクトドライバーでネジ留めしていきます。

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左:壁とロフト床。一階部分の壁とロフトの床が完成しました。角の様にはみ出した部分は何かに使えるかな?と思い材料を切らずに置きましたが、邪魔になるので結局は切り取りました。
右:妻壁。ロフトの壁を立ち上げる妻壁を取り付けます。この作業は出来たら二人の方が安全ですネ。

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左:棟上。棟上げして垂木を取り付けました。2×6材のこの垂木は部屋の中から見える様になります。
右:屋根垂木。これが一般的な垂木です。2×6材の垂木の上に杉板を貼り、45ミリ角の米松垂木を取り付け、二重構造の屋根にします。

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左:壁の防水(タイベック)。ハウスラッピング(雨を弾いて湿気は透す)壁を透湿防水シート(タイベック)で巻きます。タイベックシートは中々の優れ物で、原発事故の際、防護服としても使用されています。
右:屋根の断熱材。少し贅沢な屋根構造です。二重構造の屋根の内側に断熱材を入れ、その上から野地板(屋根下地合板)を貼ります。上向きの工事はかなり大変な作業なのでこの方法を取ります。

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左:アスファルトルーフィング。野地板の上に防水シートを取り付けます。雨漏りに対しては、屋根材よりずっと重要なアイテムです。
右:屋根。2種類の屋根材を使用しています。屋根は全部カラーベストの予定でしたが、設計士の友人が見に来た時”立ち木が近すぎて建物を壊す”と指摘され泣く泣く屋根の一部をカット。カラーベストではえぐれた部分の施工が難しいので、その部分だけアスファルトシングルの屋根にしました。

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左:デッキ。デッキがないと作業効率が悪い!外壁の仕上げの為、小屋の周りにデッキを取り付けました。
流石に脚立だけでは効率が悪いです。
右:壁貼り。デッキのお陰で、一人での壁貼り作業が楽になりました。ツートンカラーもカッコいい?上の白い部分に珪藻土でも塗ろうかな?と思いましたが、今回はモデルハウスなので全部板貼りにしました。

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左:外観。外観ほぼ完成です。入り口付近の照明をどこにするか?検討中。
右:外観 東から。建物の下は物置です。もう少し横幅があれば格好良かったのですが…山の傾斜がキツかったので安全性を優先しました。

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外観 下から。大きく見えますが5畳です。息子が忙しくて来てくれないので、破風板(屋根下)はまだ取り付けていません。

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